こんにちは、エバンジェリストSです。
美的感覚には、場所や歴史の中で異なった認識が存在することを知っていますか?
ある人にとっては美しく・魅力的であっても、それが他人にとっても同じであるとは限らないのです。
そんな現代の美意識について整理して、自分がそうでありたい存在の形を明確化することがなりたい自分になれる近道と考えます。
いろいろな美意識について再確認しましょう。
全世界・前世紀 共通の美の条件
個性が最大に重要視される現代ですが、過去からどの地域であっても重要視される「美の3条件」があることをご存知でしょうか?
それは、
- 髪
- 肌
- 歯
髪の重要性
艷やかでコシのある髪は大変美しく「髪は女の命です」と昔の人がいうように特に女性にとっては美の象徴のひとつとなります。
髪は3つの人種により髪質が異なります。ひとつずつ特徴を紹介します。
黄色人種(モンゴロイド)・・・『直毛』『太い』『黒い』『量が多く見えて実は少ない』『断面が円形』
白色人種(コーカソイド)・・・『ゆるやかなウェーブ』『太くもなく細くもない』『茶色や金色』『量が少なく見えて実は多い』『断面が楕円形』
黒色人種(ニグロイド)・・・『縮れ毛』『細い』『黒い』『量が多い』『断面が細長い楕円』
このようにイメージできる特徴を一般的に有しているのです。私達日本人が属する黄色人種系の髪の特徴で、「太い・直毛」とありますが、まさに髪の美を表す。艶とコシに必要な要素で、人種的に髪の美しさはアジア系に分がありそうです。
また、人種により異なる髪の色の違いは、メラニン色素の色で決まるそうです。もともと髪の色は白色なんですね。
そのメラニン色素、ユーメラニンとフェオメラニンの2種類があります。
ユーメラニン・・・黒ー茶褐色(黒系に近づく)
フェオメラニン・・・赤褐色ー黄色(暖色になりやすい)
日本人の黒髪は、世界中の多くの人種の人達から美しいと定義されているにもかかわらず、多くの人達が髪の色を白色人種の髪色に染めているのをよく見かけます。日本は西洋の美に憧れる歴史的背景があるからかもしれません。
肌の重要性
肌の色も人種によって異なりますが、これも髪の色と同じ、メラニンの量によって色調に違いがあるようです。メラニンの少ない特に北欧の人種では、真っ白な肌となり、太陽が降り注ぐアフリカなどではメラニンがたくさん生成され肌の色が黒くなります。黄色人種であるアジア系は、この中間に位置する肌の色となります。
中間的ないいとこ取りの肌ですが、16世紀頃まではアジア系の肌は黄色ではなく、白い肌という認識だったそうです。きめ細やかで白い肌は誰しも憧れるところになりますね。
日本人の肌の特徴を記載します。
- 毛穴サイズが小さい
- 角質が少しだけ薄い
- 皮膚水分を失いやすい(逆に水分の吸収は早い)
- 太陽にあたっても、角質が熱厚くなりにくい
- 傷跡が残りやすい
上記は一般論ですので、個人にあった適切なケアが必要です。繊細かつ大事な美のパーツですので、専門家の適切なアドバイスを一度しっかり受けてみることも長期的に美しい肌を保つ上では必要なことだかもしれません。
歯の重要性
美の普遍的3条件、最後は歯です。
歯は上記2つの条件と異なり、多くの日常生活を営むために使用する大切な器官であり、美の3条件のひとつなのです。
男女問わず、多くのハリウッドスターの歯並びと色を連想してください。歯並びが悪かったり、欠損して歯がなかったり、歯の色が悪く不健康そう、もしくは、歯の清掃が悪く不潔そうな俳優・女優を想像できないですよね。アメリカなどでは特にキレイな歯と歯並びは美人の必須条件と言われています。日本では、八重歯が可愛いや、不規則性が個性的で良いとする文化が定着していますが、こればかりは近い将来、日本でも受け入れられない変化が必ず起こると言えます。
口元には知性と教養が表れるのです。そして会話する時・食事をする時多くの視線が口元に注がれています。
何十年も前から、海外ではどんなに美人でも歯並びが悪いと受け入れられない状況が認識されているのです。
歯を矯正したり、ホワイトニングで歯を白くしたりすることは、日本人の女性が二重まぶたや鼻を高くすることと同様に、いや それ以上に重要なことであることと海外では認識されていることなのです。
あなたの歯は大丈夫ですか?
まとめ
いかがだったでしょうか、美の3条件。少し前までは女性向け用の記事だった内容ですが、最近は日本の男性も美意識が高く、この3条件は男女共通の美を高める要素だと再確認できたのではないでしょうか。
最後にアドバイスとして3条件の髪は「美容院」 肌は「コスメ関係と毎日の自分自身のケア」によるところが大きく、明日からでもなんとかはじめられそうです。情報もネット上に氾濫していますから、正しい情報と自分に合うものを見極めれば、必ず改善が見込めます。
厄介なのは、歯ですね。
歯並びや歯の色の改善は、身近な情報でなく、皆さんが嫌いな「歯科医院」でプロのアドバイスをもとに、正しい治療が必要ですし、費用もかかるかもしれません。
何より、基礎知識がないので、良い歯医者さんを見つけることすら困難です。
そこで、今後は歯に特化した情報を提供していきたいと考えていますので、引き続きご興味があればブログ記事のチェックをお願いします。