地域ごと 人種ごとの美意識の違い

皆さんは地域や民族・人種ごとの美意識が異なっていることを知っていますか?

美への関心や興味は他人とは異なる部分もあることを知って、自分自身の個性を伸ばすことにお役立ていただければと思います。

鼻のイメージ

日本人は高い鼻を望む傾向があります。しかし、アメリカなどで整形手術の上位にランキングされる施術には、鼻を小さくする手術が入っているのです。美人が多いことで知られるイランなどもアメリカと同じく鼻を小さくしたいと考える女性が少なくないようです。美の象徴でもあるフランスの女性も、「鼻が小さくていいね」と会話に出るくらい小さな鼻に憧れがあるようです。日本人は そもそもがないものねだりなのでしょうか。

二重まぶた

海外の女性に「一重まぶたと二重まぶた どっちが好き?」と聞くと、「?」な返答がかえってきます。
そもそも、まぶたに一重と二重があることを認識していないのです。もともと目元ぱっちりのため、アイメイクにもあまり興味がないように感じます。

日本での整形手術ダントツ1番は二重まぶたの施術なのですが、大きなイメージでぱっちり見開いた目に憧れを持つ女性は後をたたないということです。切れ長の目もアジアンビューティなイメージで良いのですが、皆さんはどちら派ですか?

唇のイメージ

アメリカ人は唇に並々ならぬこだわりがあります。

そうです、アメリカでは厚い唇が大人気。
大きくて分厚い唇は、その人のイメージをセクシーに見せるとされているのです。
口紅の色も、この熱い唇を輝かせてみせる大事な美のパーツのようです。

日本は逆で、小さくて遠慮がちな唇が人気ですね。美意識の違いを感じます。

肌の色

肌について、日本人は美白を求める声がよく聞かれますが、その美白を望む姿勢に、拍車をかけて強い信念を持つ国がインドです。インドでは、美白=美人のイメージが定着しているのです。アメリカでは、健康的な小麦色の肌を理想とする傾向が見られます。

女性にとって、髪は普遍的な美の象徴です。艶のあるきれいなロングヘアーは見るものを魅了するのです。インドでは、ロングヘアーが肌の色と相俟って必須なのだそうです。確かにインドの女性のショートヘアーってあまりイメージがないですね。

そして日本人はどうでしょう? 個性によるところが多いですが、海外の人から見ると、おでこを前髪で隠すようなヘアスタイルがある種 独特に写っているようです。海外では前髪は幼さの象徴で、独立した大人な女性には不要なイメージがつ容易そうです。日本人て幼く見られがちですよね、前髪がそうさせているのかもしれません。

アメリカでは前髪は伸ばしてそのままサイドに流すようなヘアスタイルがゴージャスでボリューミーであるとされているようで、大胆におでこを出すスタイルが主流です。

確かに自身のない部位を髪で隠すって、日本人的な発想かもしれないですね。

番外編

タイ カヤン族の女性は真鍮の器具を首に着けて長く見せる風習があります。日本では「首長族」として知られています。また キューバの女性の「美」はなんと「脇毛をそらないこと」です。 脇毛がセクシーなものと考えられていて、脇毛を剃らない女性も多いそうです。

最後にもう一つ、タジキスタンでは繋がった眉毛がセクシーで美しいとされています。
タジキスタンの人は、もともと繋がった眉を持って生まれる人が多いので、ナチュラルな姿を美と捉えて活かしているようにみえますね。
眉毛が薄ければ描き足して濃くするようです。

憧れのフランスの美意識

ナチュラルビューティの代名詞、フランスでは外見だけでなく中身を磨き溢れでる魅力に重きが置かれているように感じます。そうゆうフランスですが、外見的なフランス美人の3ポイントがあるようです。

  • 肌の色 健康的に見せてくれる小麦色の肌を好む傾向で、白いと恥ずかしいという概念がある。
  • 鼻 鼻筋の通った小さめの鼻が理想とされる。
  • 歯 前歯2本の間が開いた「すきっ歯」がチャームポイントとされている。

jolie laide(美人ではないが、魅力的な女性)を目指すフランスの美人観には多様性があり、それぞれが生まれ持った個性をどのように磨くのかが鍵となっています。なんか、10歩くらい先を行っているように感じます。憧れかもしれませんが・・・。

まとめ

このように、地域や環境 ・人種により美とは意識が大きく異なるものなのです。最後は自分お良さを発見し伸ばす。まさにフランス美人が実践している個性を磨くことが到達点のようにも感じます。

良いとされるスタイルも地域によって異なります。細くて小さなスタイリッシュな感じを好む日本人やイタリア人。お尻がチャームポイントになる南米やアメリカ。メリハリのある体型を好むスペインや大柄で背が高いことを良しとする中国など、ところ変わればぜんぜん違うのです。

自分の美的感覚とマッチする地域を探して移住すると、人生が笑顔になるかもしれません。

移住が無理なら、理想の美について目標を立て、日々努力するようにしましょう。

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