顔のシンメトリーを維持するために

きれいな笑顔 表現できていますか?

自分の笑顔を鏡で見たことがありますか?

美の3要素は、「髪」「肌」「歯」と過去のブログで書いてきましたが。どうして、その3要素が重要なのか?興味のある方は過去のブログもチェックしてみてください。

https://smile-steps.com/archives/266 「 美意識の違い」

さて、笑顔うつくしく見せるためには、口元の美しさがとっても大切です。
笑顔の質を上げるため、自分自身の顔と口元のバランスを確認してみましょう。

お顔の正しいバランスとは

「シンメトリー」よく聞くワードです。

言葉としてはわかっているけど、自分の顔はシンメトリーかどうかわからないし、意識して見てみたこともない人が大多数です。どの部分を基準に見ていいかもわからないですよね。

でも、「フェイスシンメトリー」は美しいとされているのです。

身体やお顔の左右対称性をチェックする際に、からだの真ん中の線てどこ?と思うかもしれないですね。身体を正面から見て左右の面で分ける面のことを矢状面といいます。そして身体のちょうど真ん中に正中(Madian)と呼ばれる面があり、それを線で表したものが正中線(Mid Line)となります。

顔の場合、この正中線から左右に同じ高さ・同じ距離で顔のパーツが存在しているとシンメトリーとなるのですが、チェックすべきは以下の5パーツです。

  • 眉(眉頭の位置)
  • 眼(目頭 目尻の位置)
  • 鼻(メガネを掛けたときに支えられる位置の高さや、鼻孔の見え方)
  • 口(左右の口角の位置 高さ)
  • 顎(エラの張り方)

いかがでしょうか?
シンメトリー率が80%以上なら優秀と判断して良いと思います。100%の方はいないと思います。

多くの人は生まれた時には左右対称の顔を持っていて、年をとるにつれて環境や生活習慣によって顔に歪みが生じていくと言われています。

では、なぜ人は歳を取るごとに左右対称性を失っていくのでしょうか。

アシメトリーの分類

シンメトリーの反対 非対称性を「アシメトリー(Asymmetry)」といいます。

では、アシメトリー化する原因について探っていく前に、アシメトリーの種類について頭の中を整理しましょう。

お顔のアシメトリーを分類する際に、先に上げた5つのパーツ全てを対象とすると分類が多すぎるため、人が話をする際に見ているパーツ「眼」と「口」を中心に分類します。

人が話している際の目線の位置についても、過去のブログに記載していますのでご興味のある方はアクセスしてくださいね。

https://smile-steps.com/archives/108 「周りの人から持たれる印象とは」

分類は大きく分けて3タイプ
図に示すように、

  1. 正中が正しい 目の位置はシンメトリーで正しい 口元が左右不対称
  2. 正中は正しい 目と口元のいちが左右不対称
  3. 正中じたいが歪んでいるタイプ

自分自身の左右対称性はどのグループに属しているか確認できたでしょうか?

左右非対称になる原因

顔の歪みには、「ケガや病気」由来と「生活習慣」由来の2つがあります。

ケガ病気由来には

  • 顔面神経麻痺
  • 三叉神経痛
  • パーキンソン病
  • 顔面骨骨折
  • エナメル上皮腫

などがあります。

もう一つの原因に、生活習慣由来があります。

  • 頬杖をつく
  • 左右どちらかだけで噛む癖がついている(片咬み)
  • 足を組む癖がある
  • PC スマホ時に長時間悪い姿勢が続く
  • いつも左右同じ態勢で寝る

など、こちらは日頃の心がけで改善が期待できるものです。

この癖を治すことで、年齢と共に現れてくるアシメトリーを防ぐことができるなら、やらない理由が見つからないですね。

まとめ

顔と口元のバランス、左右の対称性であるシンメトリーについて、少しわかってきましたね!

シンメトリーが美を格上げしてくれます。さらに、年齢を重ねると表れる 皺(シワ)。アシンメトリーの強い顔では、皺の現れ方もアシンメトリーになり、普通の皺より気になる原因となるのです。

口元のアシンメトリー予防として、表情筋トレーニングは効果的です。

アンチエージングには欠かせない生活習慣の乱れ、知った今から対策しましょう。

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